紛争の内容
依頼者は、長年会社に勤めていたが、社長からの執拗なパワハラによる心労で体調を崩し、会社の退職を余儀なくされました。そこで、今後の対応についてご相談をいただきました。
交渉・調停・訴訟などの経過
事前交渉では、相手の会社は一切責任を認めませんでした。そこで、さいたま地方裁判所にて労働審判の申立をしました。
本事例の結末
審判では、目撃者の陳述や録音等、パワハラの証拠を突きつけることで会社に責任を認めさせることができました。そして、会社が150万円を支払うことで和解が成立しました。
本事例に学ぶこと
「言った言わない」が争いとなる場合は、客観的証拠を収集し、主張の裏付けをすることが重要です。