給与未払いの解決を弁護士に依頼したいと考える方は多いのではないでしょうか。もっとも、弁護士に依頼をするメリットはどれぐらいあるのかが良く分からないので、依頼をするか悩むという方に向けて、メリットの内容について解説をいたし・・・
「その他」の記事一覧
給与の振込手数料は、従業員が負担すべき?~給与の振込手数料について解説
使用者が給与の振り込みを行う際に、振込手数料を差し引こうとすることがあります。このような従業員に負担をもとめることは許されるのでしょうか。今回は、この問題について解説をいたします。 給与の全額払いのルール 労働基準法24・・・
36協定(サブロク協定)とは?
36協定とは、労働者に時間外・休日労働を行わせるため、労働者との間で事前に定める協定です。 使用者は、事業場に労働者の過半数で組織する労働組合がある場合においてはその労働組合と、かかる労働組合がない場合においては、労働者・・・
業務上の負傷によって治療を受けている期間に解雇を言い渡されたら?
業務上の負傷によって療養のために休業をしている期間、及び、その後30日間は、もうこれ以上治らないという症状固定の状態にならない限り、使用者が当該従業員を解雇することはできません(労働基準法19条)。 この点、労災事故が発・・・
不当解雇された場合に復職を求めない時の損害賠償請求について
不当解雇された場合で、復職を求めないケースでは、不法行為を理由に損害賠償請求を行うことを検討しますが、解雇の態様が悪質でないとこのような請求が認められないという可能性があります。 そのため、復職をしても良いかについて検討・・・
法律上解雇が禁止される場合
法律上明確に解雇が禁止されている主なものは以下のとおりです。 ① 業務上の負傷疾病による休業期間及びその後30日間の解雇 ② 産前産後の休業期間及びその後30日間の解雇 (※ただし、①②については、業務災害において打切・・・
解雇する場合に必要な手続き
解雇する場合、原則として、少なくとも30日前に労働者に解雇を予告するか、または予告手当(30日分の平均賃金)を支払うことが必要です。 なお、この予告日数は1日分の平均賃金を支払った日数だけ短縮できます。 また、その他就業・・・